マダイは谷憲二さん(大阪)1位　第157回サンスポ釣り大会

秋の釣りイベント「第１５７回サンスポ釣り大会」（９月14日～20日）の審査会が大阪・浪速区のサンケイスポーツで開かれ、成績が別表の通りに決まった。大会は船釣り、筏、カセ釣り、一部日本海の磯釣り、淡水も含まれ、サンケイスポーツ釣り協力会64店が審査場になった。
台風15号の影響を受け大会後半は船が出られないところも多く出たようだ。海釣りといえばマダイ釣りで代表されるが、第２会場では大型が上がった。大阪市の谷憲二さんが、南紀・串本大島のカセ釣りで74・５センチを釣り上げた。同じ串本大島では70センチ超えのマダイが数上がっており、好調だったようだ。
チヌでも堺市の永吉茂行さんが大島のカセで大型の年なしチヌ５６・５センチをゲット。第２会場のチヌ部門では５０センチ越えの年なしが揃った。
他魚でもヨコワの８５センチやクエの６５センチが串本大島で釣れており、南紀の串本大島は今回絶好調。
第１会場では日本海の福井・鷹巣沖で、滋賀県栗東市の今村堅二さんがマダイの７４センチを、愛知県豊田市の広瀬和士さんがハマチの５６センチを釣り上げている。
中紀・阿尾のイカダ釣りで和歌山市の田中徳次さんがメジロの７１センチを、小浦崎の磯では５０センチのイシダイなども上がっている。
第３会場の淡水部門では、岐阜県本巣市の山見隆治さんが琵琶湖近江大橋周辺でブラックバスの６２センチ〝夢のロクマル〟をゲット。同じく琵琶湖玉姫殿沖で神戸市の山東直樹さんも６１センチを釣り上げバサーの夢であるロクマルのバスを獲得した。
▽マダイの７４・５センチを釣り上げた谷憲二さん（４２）自営業
谷さんはお父さんから教えを受けて小学生の頃からいろんな釣りをしてきたそうだが、最近はカセ釣りがほとんど。「隣で釣りをしていた友人が大物を釣り上げたので、ジャマをしないようにと巻き上げた時、これが食いついてきた。誘いになったようで、今まで７３センチが記録だったので、１・５センチですが自己新記録になりました」と喜びの声。
〈表彰と賞品〉
▼表彰　入賞は規定魚のうちマダイ、チヌ、ガシラ、オコゼなどが３位まで。他魚の入賞は１位のみ。賞状は規定魚、他魚ともに１位に贈られる。
▼賞品　１人１賞。賞品は参加した釣り船、渡船店へ発送しますので、入賞者は現地で受け取ってください。
▼招待釣り旅行　審査票と魚拓、写真を提出した人は抽選で沖縄釣り招待旅行（来年４月）に当たるチャンスがある。
 

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