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天神祭奉納 2008日本国際ドラゴンボート選手権大会(第9回世界選手権最終代表選考会)


http://www.jdba-dragonboat.com/
日本のドラゴンボート

 日本に龍舟が伝わったとされるのは1655年(明暦元年)。中国福建省の船が長崎に入ったものの、嵐で動くことができず、海神を鎮めるため手漕ぎ舟の競争をした。これが、全国的にも知られる長崎ペーロンのルーツといわれる。爬龍船レース、白龍レースとしていたのを発音がなまって“ペーロン”になったという。沖縄のハーリーも同じように中国から持ち込まれたが、兵庫県相生市の相生ペーロンは大正時代に長崎からきた造船所の工員らが、長崎みやげとして根づかせ、今では全市を上げてのイベントになっている。




現在のドラゴンボート

 ペーロンをはじめとする日本の和船を用いた手漕ぎ舟による競漕は全国各地で行われているが、船首に龍頭、船尾に龍尾を飾り付けた中国伝統の龍舟を用いたのが、1988年(昭和63年)に大阪・大川で生まれた日本国際龍舟選手権。艇は香港で造られたグラスファイバー製の22人乗りで、勇壮な太鼓の音と共に水しぶきをあげて走る様は、大阪の市民ばかりではなく多くの人が注目した。 琵琶湖のドラゴンカヌーや京都・久美浜のドラゴンボート、山梨・河口湖の大会などは、すべて大阪の大会をモデルにしてできた。

 また、東京でも95年に東京港の開港を記念する東京みなと祭の協賛事業として晴海ふ頭で「東京ドラゴンボート大会」が発足。2回目から会場をお台場に移して以降は都民に親しまれ、昨年からは東京都の後援も得て東京みなと祭の主催行事となり、ことし第14回を迎えた。兵庫県相生市では2002年に、日本初開催となった第5回「アジア選手権」を誘致。前年の2001年にはプレ大会を実施した。以降は兵庫カップという名のもと伝統の相生ペーロン祭に次ぐ一大イベントとして地元に根づいている。

 日本ドラゴンボート協会(JDBA)は1992年7月23日、桜内義雄氏(故人)を会長に「日本龍舟協会」として発足。現在は小野清子会長のもと、大阪、東京、滋賀、和歌山、静岡に府県協会をもつ、国内唯一の22人乗り艇ドラゴンボート競技を統括する団体として国際ドラゴンボート連盟(IDBF)に加盟。世界選手権、アジア選手権に出場する日本代表チームの選考を行っている。代表選考は5月の東京、7月の相生、大阪での3大会を代表選考会とし、東京ドラゴンボート大会を第1次、相生ドラゴンボート選手権大会を第2次、日本ドラゴンボート選手権大会を最終選考会として実施している。

 また、日本ドラゴンボート協会が主催、主管する大会は、関西地区を中心に増加しており、日本国際ドラゴンボート選手権を頂点とする、東京ドラゴンボート大会、相生ドラゴンボート選手権の公式戦のほか、和歌山市、大阪府吹田市で大会を開催。関西国際空港では毎年8月に1期島と2期島間の内水面をコースとする大会を開いており、今年で5回目を迎える。さらに今年は大阪府高石市、石川県七尾市のほか、福井県の九頭竜川でも新たに大会が行われる。



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2008年度大会コース画像 (大阪・桜宮の大川)


http://www.jdba-dragonboat.com/

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