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ねのひアビコ優勝!!
■決勝戦[第9日]の組み合わせ(11月20日)
▽決勝

【淀川スタジアム】



延長十回の死闘の末、サヨナラ勝ちで優勝した「ねのひアビコ」。7度目の挑戦で、見事初優勝を成し遂げた。

決勝は延長サドンデスルールによる死闘となり、ねのひアビコがファンキーズに延長十回、10-9でサヨナラ勝ち。初優勝を飾った。最優秀選手には1人で投げ切り、打っては4打数3安打を放った、ねのひアビコの田端伸次投手(31)が選ばれた。

 その瞬間、ベンチにいる全員が飛び出して歓喜の輪ができた。ねのひアビコが1点を追う延長十回、一死満塁から敵失で逆転サヨナラ勝ち。7回目の挑戦でついに頂点に立った。「相手チームの方がレベルは上。胸を借りるつもりでいきました。これだけ大きな大会で優勝したのは初めてですね」。山田洋輔監督(36)も感無量の面持ちだった。

九回表に2点差を追いつかれて延長へ。一死満塁から始める延長サドンデスルールを採用。十回表に1点を勝ち越され、崖っぷちから逆転Vを演じた。

10回を投げきったエースの田端がMVP。「きょうのデキは20点くらい。みんなのおかげです。幸せに思います」。9失点の投球は納得いかなかったが、バットでは3安打猛打賞と気を吐いた。

浪速高の野球部時代、チームは91年春の選抜に出場。しかし、スタンドで応援するしかなかった。遊びを優先して練習をさぼるなど、レギュラーは遠かった。小林敬一良監督には、精神的な甘さについてよく叱りを受けていた。「このトシになって監督の話の意味がわかりました。今も僕が野球ができるのも監督のおかげ。報告にいきます」と目を細めた。

住吉区我孫子の立ち飲み店「ねのひ」の常連同士がチームを結成して30年。歴史的な1ページが刻まれた。

◆惜しくも初優勝を逃がしたファンキーズ・森田大主将(25)
「日ごろ出ないようなエラーもしたり、ちょっと緊張していたのかもしれません。打つほうはよかっただけに、残念です。これでどうしたら勝てるかわかったので、今度は優勝したい」

◆4打数2安打4打点で敢闘賞を受賞したファンキーズ・高松茂樹捕手(25)
「チャンスにまわってきて、打ててよかったです。次は優勝したいですね」



惜しくも準優勝の「ファンキーズ」だが、九回二死から
同点とするなど3度追いつく粘りを見せた。


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主催/(財)河川環境管理財団
後援/サンケイスポーツ、産経新聞社
協賛/(株)エスエスケイ
協力/内外ゴム(株)

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