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『第33回サンスポ野球大会』東西決戦は21日、東京・文京区の東京ドームで特別規定による7回制で行われ、西日本代表の中央シャインズ(大阪)は、東日本代表の東京実業健保組合(東京)に1-6で敗れた。全国から出場した354チームの頂点に立った東京実業健保組合は3年連続の東西決戦出場で、悲願の初優勝。最優秀選手には先制の2点適時三塁打を放った東京実業健保組合の石田恭平外野手(18)が選ばれ、敢闘賞は中央シャインズの島田雄斗内野手(20)が受賞した。 |
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◎…7年ぶりに東西決戦に進出した中央シャインズだったが、3度目の日本一には惜しくも届かなかった。「やられました。いつもの野球ができなかった」。小林成嘉監督(43)は開口一番、悔しさをにじませた。3点を先制された直後から幾度かチャンスを作ったが、あと1本が出ず、最後まで流れを引き込むことができなかった。チーム初安打を放ち敢闘賞を獲得した島田雄斗選手も「悔しい。MVPを獲りたかった」と無念の表情を浮かべた。 「きょうの負けで燃えるものができた。みんな闘志に火がついたと思います」と小林監督。スコアボードを見つめたその目は、早くも来年のこの舞台に向けられていた。 |
◆先制適時打を放ち最優秀選手賞を獲得した東京実業健保組合・石田恭平外野手
「サンスポ大会では、きょうが初スタメンだったので、無我夢中でプレーしました」
◎…史上初の東日本大会3連覇を果たした東京実業健保組合が、200人を超える応援を背に、ついに初の日本一に輝いた。「3度目なので期するものがあった。大応援団の前で負けるわけにはいかなかった」と楠晃監督(37)はホッとした表情。
三回、死球と内野安打でつかんだチャンスにMVPを獲得した石田が右越えの2点三塁打を放ち先制。再三のピンチも投手を中心に守り抜いた。「最後までしんどかった。みんなの勝利です」と楠監督。3度目の挑戦でつかんだ日本一に、東京ドームが大声援に包まれた。
◆東西決戦 ※大会規定により7回制で実施
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(東)小田、斎藤優-室屋
(中)土屋、若林、能津、藤原-田浦
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第33回サンスポ野球大会・東西決戦 表彰一覧 | ||
優 勝 | 東京実業健保組合 (東日本代表) |
★優勝トロフィー ★河川環境管理財団楯 ★ミズノバット3本セット ★ナガセケンコーボールA号2ダース ★金メダル |
準優勝 | 中央シャインズ (西日本代表) |
★準優勝トロフィー ★河川環境管理財団楯 ★ミズノ用具ケースセット ★ナガセケンコーボールA号1ダース ★銀メダル |
最優秀選手賞 | 石田恭平選手 [東京実業健保組合] |
★トロフィー ★ミズノプログラブ |
敢闘賞 | 島田雄斗選手 [中央シャインズ] |
★トロフィー ★セカンドバッグ |
主 催 | サンケイスポーツ、(財)河川環境管理財団 |
後 援 | 産経新聞社、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、フジテレビ、 ニッポン放送、文化放送 |
協 賛 | ミズノ、ナガセケンコー |
協 力 | サンケイスポーツセンター、東京健保組合大宮運動場、 西武ドーム、東京ドーム |
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