関西の草野球ナンバーワンを決定!サンスポ野球大会

 『第32回サンスポ野球大会』東西決戦は8日、東京・文京区の東京ドームで特別規定による7回制で行われ、西日本代表のギャングスター(大阪)が、2年連続で東西決戦に駒を進めた東日本代表の東実健保組合(東京)を1-0で下し、全国から出場した317チームの頂点に立った。最優秀選手には決勝打を放ったギャングスターの横井光治内野手(35)が選ばれ、敢闘賞は東実健保組合で唯一の安打を記録した藤山航外野手(34)が受賞した。
■初出場日本一
 初出場のギャングスターが日本一に輝いた。五回、四球で出塁した先頭の千頭 (ちかみ)英将外野手(36)が二盗、三盗を決めて横井の左前適時打で生還。「(盗塁は)サインではなく狙っていきました」(千頭)。西日本大会では少な いチャンスをものにして決勝までの7試合を勝ち上がってきた。そのスタイルを実践した。
「究極のウチらしい戦い方ができた。本当に良かった」と試合後、涙をみせたのは西口祐司主将(35)。メンバーの中心は大商大堺高野球部のOBたち。甲子園で夏の高校野球が開幕した日に、かつて高校球児らが東の地で凱歌をあげた。

◆五回一死三塁で決勝適時打を放ち最優秀選手賞を獲得したギャングスター・横井光治内野手(35)
「ここで打たないとという気持ちで振り抜いた。全員の気持ちで打った1本。最高にうれしい」

東実健保組合2年連続・・・涙
◎…昨年に続く0-1惜敗。2年連続で西日本代表に敗れた東実健保組合の楠晃監督(36)は、「投手は頑張ったが、打線に工夫がなく何もできなかった。非常にショックです」と悔しさをにじませた。ギャングスターの上田-田中征のリレーの前にわずか1安打。六回の左前打と好守で敢闘賞に選ばれた藤山は「非常に悔しいです。ヒットは打ったが悔いが残ります」。15年ぶりとなる東日本大会連覇という偉業を成し遂げての東西決戦だったが、またしても頂点に立つことはできなかった。

◆東西決戦 ※大会規定により7回制で実施

ギャングスター(西日本代表) 0 0 0   0 1 0   0 = 1
東実健保組合(東日本代表) 0 0 0   0 0 0   0 = 0
テーブルダウンロード(PDF)

(ギ)上田、田中征-田中誠
(東)斎藤優、小田-室屋

出場チームダウンロード(PDF) 歴代戦績ダウンロード(PDF)

 

第32回サンスポ野球大会・東西決戦 表彰一覧
優 勝 ギャングスター(西日本代表) ・優勝トロフィー
・河川環境管理財団楯
・ミズノバット3本セット
・ナガセケンコーボールA号2ダース
・金メダル
準優勝 東実健保組合(東日本代表) ・準優勝トロフィー
・河川環境管理財団楯
・ミズノ用具ケースセット
・ナガセケンコーボールA号1ダース
・銀メダル
最優秀選手賞 横井光治選手[ギャングスター] ・トロフィー
・ミズノプログラブ
敢闘賞 藤山航選手[東実健保組合] ・トロフィー
・セカンドバッグ

 

主 催 サンケイスポーツ、(財)河川環境管理財団
後 援 産経新聞社、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、フジテレビ、ニッポン放送、文化放送
協 賛 ミズノ、ナガセケンコー
協 力 サンケイスポーツセンター、東京健保組合大宮運動場

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